それは違うよ博多弁 「好いとーよ」とは言いません

それは違うよ博多弁 「好いとーよ」とは言いません

博多弁の代表として紹介される「好いとーよ」。

アーティストやアイドルが福岡でコンサートをするときなども、MCでは必ず「好いとーよ」と言ってくれます(笑)

頑張って博多弁を使おうとしてくれる気持ちはとても嬉しいしありがたいのですが・・・残念ながら福岡の人で「好いとーよ」と言ってる人は見たことがありません(笑)

そもそも、博多弁で「〜しとう」というのは、標準語で「〜している」という意味。いわゆる現在進行形なのです。(詳しくは現在形、過去形を参照ください。)

なので、「好いとーよ」は、標準語に直すと「好いているよ」という意味になります。

・・・標準語でも「好いているよ」とは言わないですよね?(笑)

博多弁でもそれは同じことなのです。

じゃあ博多弁で好きって伝えたいときはどう言えばいいのか?残念ながら博多弁でも「好き」は「好き」のままです(笑)

どうしても博多弁らしく言いたいというのであれば、「好きやけんね」(標準語でいう「好きだからね」)や、「愛しとーよ」(標準語でいう「愛しているよ」)であれば自然です。

博多弁の告白、ぜひマスターしてみてください。(笑)

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